第18回 世界中から大人気のニュージーランド

第18回 世界中から大人気のニュージーランド

最近、世界中の大富豪たち、たとえばアメリカのIT企業で儲かって5000億円や1兆円持っているような人たちがニュージーランドに目を付けていて、極秘に1000ヘクタールもの土地を購入しています。

ただ土地を購入するだけでなく、その土地の中で自給自足ができるように発電機を備え、万が一、核戦争が起こった時や、前回お話ししたイタリアの「カンピ・フレグレイ」が大噴火して地球が滅びそうになった時でも生き延びることができるような、サバイバルサイト(基地)を作ろうとしているようです。

彼らが専門家に調べさせた結果、一番安全な国はニュージーランドだということがわかったようです。

私はもう20年も前からニュージーランドを推奨してきたのですが、ニュージーランドはまず原発がありません。財政状況が先進国の中で一番良く、銀行も安全、自然がキレイで税金も安く、相続税や贈与税がなく、キャピタルゲイン課税もなく、株や不動産を売買して儲かった利益に対して税金がかかりません。

唯一あるのが、所得税と消費税のみです。そして、固定資産税も安い。広大な土地を持っていても、日本より断然税金は安いのです。

もちろん、高速道路は無料です。高速道路料金といいますが、あれは税金です。料金と言ってはいけません。ドイツのアウトバーンでの制限時速は無制限で、それでも無料です。

日本での制限速度は100km。時速130kmで走ると覆面パトカーに捕まってしまいます。情けない限りですよね。

同じ規制でも、ニュージーランドには日本ではちょっと考えられないものもあります。たとえば自分の土地に大きな木があるとします。でも、切りたくても勝手には切れないのです。

ニュージーランドは自然を大事にする国なので、自分の土地といえども役所の許可なしで勝手に木は切れないのです。規制が必要なところには規制をし、その他には寛容という国なのです。

というわけで、世界中からニュージーランドに人々が殺到していて、不動産は値上がりし、景気は良いという状況です。悪い点をいえば、大工さんが不足してしまっていて、家の修理がなかなか来ないことでしょうか。

いまやニュージーランドは世界一安全で、これからサバイバルのために有効な国なのです。

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