第4回小黒一正先生にインタビュー 〈その1〉

第4回小黒一正先生にインタビュー 〈その1〉

皆さん、こんにちは。浅井隆です。
前回予告した通り、 今回は法政大学の教授で財政学者である、小黒一正先生にインタビューした衝撃の内容をお話ししたいと思います。

ご存知の通り、私は15年以上前から将来日本は破産するという事を言い続けて来たわけですが、今のところまだ破産状況にはなっておりません。ただ、借金はどんどん増えており、その限界に近付きつつあるという事は間違いありません。

日銀が毎年80兆もの国債を買うことで金利は下がり続けていますが、まだ日銀の能力の範囲内なのでもっているだけだという事を、一般国民は全く気付いていません。今までなら「大変な事になるな」と思っていた人々も危機的なことが起きていないことから「これは、大丈夫なのではないだろうか」と考えている人が増えているように思われます。

しかし、それは錯覚に陥っているだけで、実は嵐の前の静けさという状況なのです。そんな中で、財政学者が本音の話をいよいよ言い始めました。

今回の話は、極めて重要な内容ですので、第4回と第5回の2回に分けてお話ししたいと思います。まず、小黒一正先生のご紹介をさせて頂きますと、元々財務省の官僚であり、その後一橋大学の准教授などを経て法政大学の教授となり、今でも財務省のシンクタンクの研究員を務めるという経歴をお持ちの方です。

しかも日銀、財務省内部に多くの人脈を持ち、こういう話を聞き出すには最も適した人材だという感じがします。

まず最初に「日本の財政は危機的な状況にあるとみていますが、先生はどうお考えですか」とお伺いしたところ、「もう、どうしようもない状況です」とはっきりおっしゃいました。そこで、具体的に「この数年、財政学者は静かになりましたが、本音で彼らはどう思っているのですか」と聞いたところ、「財政学者のほとんどは、もう駄目だと思っている」と答えました。さらに私が畳みかけて「破綻する確率はどの位か」と聞いたところ「政治の状況からみて99%の確率で破綻するだろう」という言い方をされました。

これは極めて重大なことで、小黒先生は財政学者ですから「もう駄目だ」とか「あきらめた」とか基本的に言いたくないし言えないという立場だとご本人もおっしゃっておられました。その方が「99%だ」という事は、今のままやっていけばほぼ100%の確率で間違いなく破綻するというわけです。

もし、あなたが子供の頃から大変お世話になったおばさんが、今現在アメリカに住んでいて危篤だという電話がアメリカからかかってきたとします。急いでチケットを購入し空港へ向かいチェックインし、飛行機のドアが閉まる瞬間、 ギリギリ飛び乗ったところ、CAが「お客様、間に合ってよかったですね。ギリギリセーフでした。ただし、この飛行機はアメリカへ向かって飛び立ちますが、離陸直後に99%の確率で墜落します。

それでもあなたはこの飛行機に乗りますか?」と聞いてきたらどうしますか。おそらく、全員降りますよね。こういう例えをすると、皆さん「ハッ」とするのです。実は、財政学者からみてもそれくらいの極めて深刻な状況に、すでに陥っているという事です。

では、限界を超えた後、何が起こるのかというと・・・

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