皆さん、こんにちは
浅井 隆です。
現在、イギリスのロンドン郊外に来ています。
ご挨拶後、第一回目がイギリスという事も何かの偶然か、不思議な感じがします。
と言いますのも、現在の日本とかつてのイギリスが非常に似た状況、あるいはまったく似た状況になっているからです。
それについて、詳しく説明していきたいと思います。
イギリスはいまはとても豊かな国です。
ロンドンは今、世界一不動産が高いと言われています。あのNYより高いのです。
ロンドン中心のマンション、こちらではコンドミニアムと言いますが、それらが今、世界一の高値に張りついています。これは、かつてサッチャーがイギリスを大改革した金融ビッグバンの際、イギリスの金融街・Cityが活性化して世界中からマネーが集まり、さらにイギリスはアメリカとは違う巧妙な戦略をとり、アラブのオイルマネー、ロシアの大金持ちのお金を流入させてイギリスの不動産を押し上げ、イギリスを豊かにしてきたためです。
ところが、現在のイギリスの状況からは考えられないかもしれませんが第二次大戦直後、大英帝国は戦争による借金で首が回らなくなり、GDP比で269%という巨額の借金を抱えて困難な状況に陥っていました。今の日本はどうかといいますと、アベノミクスの裏に隠れて一般国民には見えませんが財政は極めて深刻な状況で、借金はGDP比で250%、ほぼ大英帝国の第二次世界大戦直後に近づいています。
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